小松島競輪の令和6年能登半島地震復興支援競輪/大阪・関西万博協賛GⅢ「開設74周年記念 阿波おどり杯争覇戦」は4日、初日を迎える。

 2月岐阜GⅠ全日本選抜での誘導員早期追い抜きによる、あっせん停止明け3場所目となる新田祐大(福島=38)は「ここに向けて少しずつ自転車に乗っている感じは良くなっているし、楽しみ」と好感触を口にした。

 復帰2場所を「前橋(GⅢ)は予選スタートで緊張したが積極的なレースができたし、岸和田(GⅠ高松宮記念杯)も1、2走目はすごく良かったが、3走目以降は疲れが出た」と振り返るが「レース勘は問題なかった」と不安点も解消できたいる。

 当地は2008年2月にF1で優勝して以来。「だいぶ昔に走った時は暑かった印象もある」という当地記念は、その前年の2007年以来。実に16年以上ぶりの小松島バンク見参だ。「風を読みつつ攻略していきたい」と話す初日は、気心知れた佐藤慎太郎とワンツーを狙う。